【2025年版】日本語対応!議事録作成におすすめのAIツール5選【無料あり】

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ビジネスパーソンにとって、避けて通れない仕事の1つ「議事録作成」

会議内容の認識のずれを防いだり、言った言わない問題を解消したりと、仕事では不可欠な議事録ですが、
議事録作成や要約に多くの時間が割かれ、本来行いたい業務に時間をかけられない方も多いのではないでしょうか。

また、重要なものだからこそ抜け漏れなく議事録を作成する自信がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし現在、そんな悩みをサポートしてくれるAIツールがどんどん進化しています。

本記事では、大手企業でWebエンジニアとして働いている筆者の目線から、安心かつ無料で使い始められる議事録作成向けAIツールを5つ厳選してご紹介します。

本記事を通し、ビジネスシーンでの議事録作成が少しでも良いものになれば幸いです!

こんな方向けの記事
・議事録作成をもっと効率化したい
・無料〜低コストで使えるツールを探している
・初心者でも簡単に使えるツールが知りたい

・リモートワークでも使いやすい議事録ツールを探している

この記事の結論
・使いやすさや議事録工数の減少を最優先に求めたい:Notta、スマート書記がおすすめ
・営業力を強化したい:tl;dvがおすすめ
・機能面よりも気軽さや無料で使い続けたい:Googleドキュメントがおすすめ

目次

自動議事録作成AIツールを選ぶときに大切な2つの視点

日本語対応と認識の精度

AIツールは海外企業が開発しているものも多いため、「日本語で自然に議事録を作れるか?」はとても大事なポイントです。
特に、専門用語やカタカナ語が多い会議にも対応できるツールかどうかを確認できると安心です。

無料で試せるか・コスパの良さ

多くの場面で利用するツールになるからこそ、まずは無料版やトライアルで使い心地を確かめられるサービスが安心といえます。

議事録作成がぐっと楽になるおすすめAIツール5選

Notta(ノッタ)

Notta タイトル画像
おすすめポイント
日経225銘柄の68%が利用している安心感(2025年4月現在)
文字起こしはもちろん、重要な部分の抽出や要約機能も
官公庁や自治体でも安心して利用可能なセキュリティ
クレジットカードなしで無料トライアルが可能
費用面のコスパが良い

まず最初にご紹介するAIサービスが、Nottaです。

Nottaは日本のNotta株式会社が運営するツールで、なんと日経225銘柄の68%が利用しているという高シェアを誇る議事録作成・文字起こしAIサービスです。

Nottaは非常に高機能で、例えば以下のようなことが実現可能です

・自動文字起こし
・AIによる話者認識や自動要約での議事録作成
・議事録の翻訳にも長けており、リアルタイム翻訳も可能
・PCだけでなくスマホ版も存在するため、外出先でも利用可能
・議事録作成だけでなく、スケジュール調整や画面録画などビジネスパーソン向け機能が充実

実際にユーザーの声としても「議事録作成時間が1/10になった」「議事録の正確性が上がった」と時間・質ともに満足の声が挙げられています。

このNottaには無料トライアルがあり、クレジットカードなしでトライアルが可能であるため、非常に気軽に試すことができます。

Nottaはビジネスパーソンにとって役立つ機能が満載であることに加え、高シェアによる安心感・クレカ不要の試しやすさなどから、AI議事録作成ツールの選定に悩まれている人にとっては最適な選択肢の1つといえます。

NottaのURL:https://www.notta.ai/

スマート書記

スマート書記 タイトル画像
おすすめポイント
話者ごとの発言を自動で分離できる
リアルタイム文字起こしだけでなく、議事録要約や次回までのTodo抽出まで対応
Zoom、Teamsなど全てのWeb会議ツールと連携可能
セキュリティ対策も万全でビジネス利用に安心
5000社以上の利用実績

次にご紹介するAIサービスが、スマート書記です。

Nottaは日本のエピックベース株式会社が運営するツールで、5000社以上の利用実績を誇るAI議事録サービスです。

スマート書記はビジネスシーンでの会議の工数を減らす効果が大きく、例えば以下のようなことが実現可能です。

・リアルタイム文字起こし
・AIによる話者認識や自動要約での議事録作成

・用語登録による文字起こし精度の向上
・文章が音声と紐づいており、ピンポイントでの会議の聞き直しが可能
・PCだけでなくスマホ版やタブレット版も存在

実際にユーザーの声としても「過去の会議音声からの振り返りがしやすくなった」「情報共有のスピード・正確性が上がった」といった声が挙げられています。

スマート書記にも無料トライアルがあり、14日間の無料トライアルが存在しています。

ただし、このトライアルは法人または団体としての契約を検討していることが前提であるため、個人での議事録作成・文字起こしサービスを利用したい場合は対象外になる点に注意が必要です。

スマート書記は多くの工数がかかる議事録などのドキュメント作成を自動化・効率化する機能が豊富であり、実際に多くの企業で利用されている安心感もあることから、法人への導入の選択肢として最適な1つといえます。

スマート書記のURL:https://www.smartshoki.com/

tl;dv(ティーエルディーヴィー)

tl;dv タイトル画像
おすすめポイント
無料版でも主要な機能が多く利用でき、Slackやカレンダーとの統合ができる
自動録画・自動文字起こしで議事録作成の工数を削減できる
世界で200万以上のユーザーがいる
単に文字起こしするのではなく、AIを使って会議内容を分析し、営業に活用できる

次にご紹介するAIサービスが、tl;dv(ティーエルディーヴィー)です。

tl;dvはドイツに本社を置くtldx Solutions社によって運営されており、全世界に200万以上のユーザーを抱えるサービスです。
(日本でもトヨタ社やソフトバンク社など、多くの企業で導入されています。)

tl;dvは90%以上の文字起こし精度を誇りますが、中でも営業への活用に強みを持っており、例えば以下のようなことが実現可能です。

・リアルタイム文字起こし
・AIによる話者認識や自動要約での議事録作成
・日本語と英語が混在する会議にも対応

・「tl;dvのAIに聞く」機能を利用することで、発言の振り返りや営業観点での分析が可能

中でも、「tl;dvのAIに聞く」機能を利用すれば、「あの発言は誰がいつしたものだっけ?」といった際にすぐに該当時の情報にアクセスでき便利です。

また、商談内容をAIが分析しお客様が何に関心を持っているのかを分析したり、営業担当者の受け答えの評価をしたりと、営業力強化に役立つ機能が多く存在しています。

無料版でも基本的な機能は利用できますが、tl;dvの特徴である「AIに聞く」機能の回数に制限があったり、AI要約の回数が限られていたりという点には注意が必要です。

また、運営会社が日本でないことから日本発のサービスと比べるとホームページなどが少々見づらい点があることにも注意が必要と言えます。

tl;dvは文字起こしや議事録作成はもちろん、会議や商談内容をAIが分析し、それに関する分析やインサイトを出力できるという点で、営業力を強化したい法人に最適なサービスと言えるでしょう。

tl;dvのURL:https://tldv.io/ja/

toruno(トルノ)

toruno タイトル画像
おすすめポイント
大手企業のRICOHが運営している安心感
TeamsやZoomなどと連携作業せずに利用できる
企業独自用語を辞書登録し、文字起こしできる
年間契約でないのでスモールスタートで始めやすい

次にご紹介するAIサービスが、torunoです。

Nottaは株式会社リコーが運営する自動文字起こしツールで、以下のような特徴があります。

ユーザー辞書登録により、専門用語や社内独自用語の文字起こしにも強い
・UIUXが良く、IT初心者の方でも利用しやすい
(アプリを立ち上げ、記録開始ボタンを押すだけですぐに使える)
・AIによる話者認識画面キャプチャなどで会議の多くを記録してくれる
大手企業のRICOH社が運営している
・iPhoneアプリでも利用可能

  • 会議の文字起こしはWindowsOSのみに対応しており、MacOSには対応していない
  • 外国語の文字起こしには対応していない

特にユーザー辞書機能があることにより、専門用語や社内独自の略語なども正しく文字起こしできるようになることが強みと言えます。

いっぽう、現時点では外国語の会議の文字起こしには対応していないため、その点には注意が必要です。

個人向けの場合は累計3時間までの無料トライアルがあり、無料プランから有料プランへは自動で切り替わることはないため、安心して試すことができます。

torunoのURL:https://toruno.biz/

Googleドキュメント

Google ドキュメント タイトル画像
おすすめポイント
Googleアカウントさえあれば完全無料で利用できる
翻訳機能もあるため多言語に対応している
個人での利用やメモに適する

最後に、Googleドキュメントの文字起こし機能をご紹介します。

多くの方が利用しているGoogleドキュメントにも音声入力機能があり、それを用いれば会議を文字起こしすることができます。

Googleアカウントさえあれば完全無料で利用できることが最大の強みですが、他に紹介した有料サービスと比較すると以下のようなデメリットが存在します。

  • 周囲のノイズに弱く、精度に限界がある
  • 話者ごとの区別はできないため、高精度の議事録は作成できない
  • 句読点が正確に出力されない

上記のようなデメリットがあるため議事録作成のようなビジネスシーンでは他サービスに軍配が上がりますが、なんといっても無料で使い続けられる強みがあるため、個人のメモとしての利用やちょっとした効率化には最適な選択肢と言えるでしょう。

議事録生成・文字起こしAIツール まとめ

いかがでしたでしょうか。

議事録作成は仕事において非常に重要ですが、非常に多くの工数がかかる作業です

しかし、今回ご紹介したツールたちをうまく使えば、議事録作成への工数を削減でき、今まで以上に生産的な活動に時間を使えるようになります。

本記事では文字起こし・議事録作成AIサービスの中でも無料版が存在し、試しやすいものをご紹介しましたので、ぜひ無料プランから試して、皆さまに合ったサービスが見つかれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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監修者

Shomaのアバター Shoma Web開発エンジニア

大手企業で現役のWeb開発エンジニアとして勤務する傍ら、メンバー全員が現役WebエンジニアのWeb制作チーム「MUZOU」の代表を務める。
AIを活用したプロダクト開発にも精通しており、AIを活用したハッカソンで東京都代表、全国準優勝を含む7回の受賞経験を持つ。

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